自分が看護師として向いているかどうかの適性は、自身の性格によってもある程度予測ができます。具体的にどんな性格の人なら、看護師に向いている可能性が高いのでしょうか?
1つ目は、協調性がある人です。看護師のお仕事は、一人ですべてをこなすものではなく、チームとして一人の患者さんのケアに当たります。報連相を通しての意思疎通をはじめ、コミュニケーション能力や連携プレーができるかどうかなど、協調性が求められるシチュエーションは多くあるでしょう。
2つ目は、体力がある人です。看護師のお仕事は、一日中デスクに座っていられるお仕事ではありません。常に体を動かしているお仕事ですし、患者さんのサポートなどで体力が求められることは少なくありません。また病床勤務の看護師の多くは、不規則な勤務形態で仕事をします。そうした不規則な生活にも負けない強い体力があることは、看護師としてはマストな適正と言えます。
3つ目は、責任感が強い人です。チームプレイが大切な看護師は、一人一人が責任をもって患者さんの命を守らなければいけません。なんでも人任せにはできませんし、ケアレスミスやうっかりミスが患者さんの命を奪ってしまうリスクもあります。
4つ目は、向上心がある人です。看護師は国家資格が必要なお仕事で、看護学校に通う学生は猛勉強をしながら資格取得を目指します。看護師として働き始めてからも、常に勉強を重ねながら上級看護師を目指したりスキルアップを目指さなければいけません。こうした向上心がある人なら、常に新しい知識やスキルを勉強できる看護師のお仕事に、大きなやりがいを感じられるでしょう。