看護師と言うお仕事には、どのような適性やスキルが求められるのでしょうか?
1つ目に求められる適性は、世話好きと言う事です。看護師は看護という医療行為で患者さんのお世話をすることを職務としています。病気やケガなどの状態を見るのは医学ですが、看護学では患者さんという人間を見てケアをするものなのです。
2つ目に求められる適性は、人の気持ちを理解できることです。患者さんは体調や気持ちを全て看護師に話してくれるとは限りません。痛みを我慢して何も言わない患者さんもいれば、言葉を話せない患者さんもいます。どんな場合でも、看護師は患者さんとのコミュニケーションから気持ちや体調を理解する必要があるのです。
3つ目に求められる適性は、さっぱりした性格であることです。看護師の仕事をしていれば、多かれ少なかれ死に直面することもあるでしょう。お世話をした患者さんの死に直面するとつらいですし、人によっては落ち込んで仕事が手につかなくなってしまうこともあります。しかし、それでは看護師としての職務を遂行することはできませんから、気持ちの切り替えをできる人や、さっぱりした性格の人の方が、看護師としては向いています。
4つ目に求められる適性は、自身で考えて動けるというスキルです。看護学校で学んだ知識やノウハウを踏まえたうえで、その時の状況に合わせて適切な判断をしなければいけません。主体的に考えて行動できるスキルを持っている方は看護師の適性がある人と言えます。